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【経験談】イスラム教徒との結婚は大変?改宗は必要?

こんにちは、イスラム教徒の女性と結婚し、ムスリムとなったぷっかです。イスラム教徒との結婚について、いろいろな疑問を持っている人は結構多いと思います。例えばこんな感じ。

ということで今回は、私自身も普段から色々聞かれることが多い疑問に答えていきたいと思います。

※私の経験をもとに記載しているので、相手次第(私の場合はインドネシアの女性)で変わる部分が結構あります。

イスラム教徒との結婚は大変?改修も必要?

結論から言うと、イスラム教徒との結婚は大変です!日本人同士で結婚するよりもはるかに大変です。もう少し後で詳しく説明しますが、基本的には改宗も必要です。そのため、私自身もイスラム教徒に改宗しています。

では、実際にどんな大変さがあるのでしょうか?、私自身の経験を一覧にしてみました。

  1. イスラム教徒に改宗した
  2. アラビア語を勉強した
  3. 豚肉・アルコールを卒業した
  4. インドネシア大使館で結婚式をした
  5. 結婚するために割礼した

では一つ一つ詳しくみていきましょう。

1. イスラム教徒に改宗した

まず一つ目に大変だったことは「イスラム教徒への改宗」です。ムスリムの女性はムスリムの男性としか結婚できません。そのため、私が今の奥さんと結婚するためには、私もムスリムになるしか方法がありませんでした。

皆さんも普段感じていると思いますが、日本人にとっての宗教はあまり身近ではありませんよね?なんか怖い、という印象を持っている人もいると思います。(実際には全くそんなことはありません。)

私自身も宗教ってなんか怖いなーという思いを持っていたので、イスラム教徒になるのは結構ためらいがありました。後述するように、食べ物の制限も出てきます。

こういった部分を克服して結婚を決めるまで、正直心の準備が必要でした!

2. 豚肉・アルコールを卒業した

続いての大変だったことは「豚肉・アルコールからの卒業」です。イスラム教徒にとって豚肉およびアルコールは「ハラーム」にあたり、食べたり飲んだりしてはいけません。(実際は食べたり飲んだりする人もいます…。)

私の妻も例に漏れず豚肉・アルコールを全く食べないので、私も豚肉・アルコールを頑張って卒業しました。豚肉はゼラチンとしてゼリーや組みに入っていることもあるので、普段から原材料をしっかりチェックするようになりました。

元々ラーメンが好きで、豚肉の美味しさを存分に知っているので最初は大変でしたが、今は慣れました(笑)

3. アラビア語を勉強した

続いては「アラビア語の勉強」です。イスラム教の聖典である「コーラン」は、元々アラビア語で書かれたものです。そのため、イスラム教をしっかり理解するためには、アラビア語を読めるようになる必要があります。

ということで私も改修前に、アラビア語を勉強しました。アラビア語は日本語や英語と違って、右から左に文字を読みます。また、文字の形もミミズのようにグニャグニャしており、形を認識するのが難しいです…。

読み方を一から、奥さんのお父さんにみっちり教えてもらったことで、ある程度アラビア語を読めるようになり、結婚を認めてもらいました(笑)

1週間ぐらいで詰め込みましたが、頭が痛くなったのを覚えています…。

4. インドネシア大使館で結婚式をした

続いては「インドネシア大使館での結婚」です。これは結構特殊なパターンかもしれませんが、紹介しておきます。日本だと婚姻届を提出すれば結婚成立となりますが、イスラム教ではイスラム教式の結婚式を終えないと、結婚成立とはなりません。

私たちはその儀式を、東京のインドネシア大使館で行いました。本来この儀式では、新婦の父と新郎が同じ空間にいる必要があります。なぜなら、新郎は相手のお父さんから、娘と結婚する許可をもらう必要があるからです。

しかし、コロナウイルスの状況もありインドネシアに行くことが難しかったので、インドネシア大使館で代理人を立てて結婚式を行いました。分からないことだらけで大変でしたが、なんとか終えることができました…。

(ただし、これに関しては本来の結婚式をする方が大変かもしれません笑)

5. 結婚するために割礼した

最後は「割礼」です。この言葉はあまり聞き馴染みがない人が多いと思います。簡単に説明すると包●手術です(男性はわかると思います笑)。

イスラム教の中でも「義務」では無いらしいのですが、清潔さにつながるということで多くの地域で実施されています。ただし一般的には、傷の治りが早いということで「生後間も無く〜12歳ごろまで」の間に行われます。

私の場合は妻のお父さんからの依頼を受けて実施しました。当時すでに26歳だった私は、仕事に行けなくなるのでないかという不安や、体にメスを入れる恐怖がとてもありました。特段大きな問題はありませんでしたが、非常に怖かったことを今でも覚えています…笑

国際結婚における大変さもある?

ここまでイスラム教徒の女性と結婚する上で、大変だったことを説明してきましたが、まず国際結婚するだけでも、各種大使館などの手続きが結構面倒です…。

私の妻は母国であるインドネシアに様々な書類を請求したり、両親に書類を記入してもらってから日本に送ってもらったり、ということをずっとやっていました。私が各種書類を持って、一緒にインドネシア大使館に行ったこともあります。

そのため、婚姻届提出に至るまでの道のりは非常に長かったです…。もし国際結婚しようと思っている人がいるなら、事前にしっかり準備しておくことをオススメします!

最後に!

今回は、イスラム教徒と実際に結婚した私が、イスラム教徒との結婚の大変さについて解説してきました。無宗教の日本人が改宗してイスラム教徒になるのは、結構勇気がいることだと思います。

ただ、そういう障害も一回乗り切ればなんてことなくなってくるので、どう乗り切るかが大切です。

もし質問などがあればなんでも答えますので、コメントなど残していただければと思います。では、また。

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